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第11期「今こそ農業塾」スタートで20人が入塾

 JAふくおか八女は4月9日、第11期となる「今こそ農業塾」をJA就農支援センターで開講しました。家庭菜園での農産物栽培の技術向上や直売所出荷等に意欲を燃やす20人が入塾しました。
 開講式を兼ねた第1講座では、JA園芸指導課の営農指導員を講師に、主要野菜の基礎知識や土づくりについて学び、実習では、土づくりや畝立て、マルチシート張りなどの作業を行いました。
農業塾は、4月から11月まで全11講座を予定しています。内容は、塾生の要望の多い野菜中心の講座となっており、土づくりをはじめ、播種・定植・管理作業やほ場での栽培実習などを計画しています。他にも、果樹・花の栽培基礎、農業機械の実演、お茶の淹れ方やおいしい米の炊き方講座など幅広い分野の講義も行います。
 農業塾は、農業に興味を持つ地域の人々に、農作物づくりに役立つ知識などを習得してもらおうと平成23年度より開始。これまで284人が卒業しています。
 今回入塾した参加者は「定年を機に野菜作りを始めたい」「両親の田んぼをいずれ引き継げるようになりたい」「自己流ではうまくいかず、栽培の知識を基礎から学びたい」と、応募した動機について話していました。
 樋口新一JA営農販売常務理事はあいさつで「福岡県下一の生産量を誇るJA管内でも、高齢化などにより年々生産量は減少している。農業塾で習得した知識を生かして、ぜひ生産者としてチャレンジしてほしい」とエールを送っていました。