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全国有数の産地からタケノコの出荷本格化

 全国有数のタケノコ生産量を誇るJAたけのこ部会で、令和4年産タケノコの出荷が本格化してます。管内各地区の集荷場で集荷されたタケノコは、立花町のJA光友選果場にまとめられ出荷されます。19日は約50㎏が京都と大阪の市場に出荷されました。3月下旬から4月上旬にかけて最盛期を迎え、出荷量約2,000t、販売高約4億円を見込みます。
 同部会のタケノコは、中山間地の恵まれた地形を生かし、えぐみが少なく豊かな風味が魅力です。立花地区を中心に、約500人が栽培しています。本年産は全体的に表年で収量は昨年より多く、品質は概ね良好です。
 JA同部会では生産者の高齢化が進む中、竹林内の整備や運搬車の導入など省力化による園地づくりに取り組んでいます。また、表・裏年のない安定した生産量の確保に努めています。竹1本1本に、テープやペンで印や生えた年の数字を書き込み、竹の年号管理を実施。それを基に的確な伐竹作業を行うことで高品質なタケノコの安定供給を図っています。JA担当職員は「新型コロナウイルス感染対策を徹底しながら高品質なタケノコ集荷に努めていきたい」と話していました。