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福岡県花き品評会技術ほ場の部開く

 JAや福岡県、県花き園芸連合会、JA全農ふくれんなどで構成する「花あふれるふくおか推進協議会」は、12月8日、「令和3年度福岡県花き品評会・技術ほ場の部(電照菊)を開きました。
 八女電照菊の品質改善・向上を目的に、出荷が盛んになるこの時期に毎年開かれています。八女市や広川町などJA管内の生産者が栽培する電照菊計10点が選抜され出品されました。
 品評会では、審査員約10人が生産者のほ場を巡回。生育・開花の揃い、病害虫被害の有無、葉と花のバランス、1㎡当たりの仕立て本数、ほ場の管理清掃などを重点項目に、入念に審査しました。
 JA電照菊部会では、令和3年産を105人が90haに作付けしています。主力品種「神馬」を中心に、周年で約4,000万本を出荷しています。今年産は生育期の気温が例年よりも高温傾向で推移しましたが、生産者の管理もありここまで順調に生育。年末需要に向けて、高品質な菊の出荷が期待されます。
 JA担当職員は「コロナ禍で花の消費が落ち込む中でも、生産者の高い栽培技術を花の魅力と一緒にPRしていきたい」と話していました。