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冬至需要に向けユズの出荷が最盛

 JA黒木ゆず研究会で、11月上旬から始まった令和3年産ユズの出荷が最盛期を迎えています。黒木町のJA黒木選果場には、現在日量平均約2.5tが生産者により持ち込まれています。需要が高まる冬至に向けて、年内いっぱいまで、青果を東京・広島・福岡県内の市場へ、原料を福岡県内の加工業者へ出荷。約50tの出荷量を見込みます。
 中山間地で栽培される同町のユズは、昼夜の寒暖差が大きい恵まれた気候により、色味の良さと風味が魅力です。同研究会では、本年産を27人が作付けします。本年産は、10月の少雨、乾燥により着色が遅れましたが、収量は多く品質も良好。料亭や家庭で鍋用に使われる他、小玉のものは、ゆず湯にも入れられます。
 同研究会では、腐敗果が混入しないように説明会を開催し家庭選別の徹底を呼び掛けています。
 JA担当職員は「当時需要に向け、色艶のある青果で秀品のものを多く出荷していきたい」と話していました。