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大豆「フクユタカ」の収穫作業が大詰め

JAふくおか八女管内で、11月4日から始まった令和3年産大豆「フクユタカ」の収穫が大詰めを迎えました。JA管内では、筑後地区で22法人、広川地区で2法人、八女地区で1法人・4生産組織が、約510haに同品種を作付けしています。11月下旬までコンバインで刈り取り作業が行われ、筑後市のJA筑後カントリーエレベーターに持ち込まれた後、乾燥・調製されます。約780tの出荷量を見込みます。
 フクユタカは、高タンパク質で、クセのない味わいが特徴。豆腐に加工する際の製品率も高いです。本年産の大豆は、8月の長雨の影響で収量が低下していますが、生産面では、中耕・培土などによる排水対策、基肥施肥の実施など増収に向けた取り組みを強化し、高位平準化に取り組んでいます。
 集荷された大豆は、計量され貯留ビンに入れられ乾燥した後、調製されます。検査員による品質検査を経て、JA全農ふくれんを通して出荷されます。JA担当職員は「持ち込まれた大豆の多くを、上位等級で出荷できるよう、調製作業を徹底していきたい」と話していました。