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ホークスファーム選手寮へ新米贈呈

 10月28日、筑後市の農事組合法人「いまでら」は、プロ野球福岡ソフトバンクホークスのファーム寮「HAWKSベースボールパーク筑後」に隣接する「若鷹寮」で日々練習に励む同球団若手選手に向けて新米を贈呈しました。今年で6回目となるこの取り組みは、地元の農産物の良さを知ってほしいと毎年行われるもの。今秋収穫された新米「夢つくし」150㎏(5㎏×30袋)が同法人中村勇次理事から若鷹寮の山口裕二寮長へと手渡されました。贈呈された新米は現在43人が在籍する同寮の日々の食事に充てられます。
 同法人は筑後市津島西地区で米麦大豆などを生産する農家17人で構成されます。地域貢献活動として行われる新米贈呈は、同寮だけでなく、同地区72世帯にも無償で配布されます。
 今年産の新米は8月上旬から続いた異常気象の影響もあり、収量の減少が見込まれたが、同法人メンバーによる防除・かん水・肥培などの徹底した管理が行われ、各方面への贈呈が可能となりました。
 新米の贈呈を受けて山口寮長は「こうした地元住民の方からの応援は選手たちの励みになる。新米で力をつけ、試合で活躍できるよう励んでいきたい。」と話しました。
 中村理事は「今年は長雨、台風と米作りには難儀したが、無事贈呈できて嬉しく思う。新米をたくさん食べて丈夫な体を作ってほしい」と話しました。