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冬のガーベラ需要期に向けて現地互評会開く

 10月26日、JA花き部会ガーベラ部は、今回初めて八女・広川・黒木の3地区合同でガーベラの現地互評会を開きました。気温10℃~20℃というガーベラの収量が増加していくこの時期に、部会全体の品質向上を図り高単価での取引に繋げることが目的。部員JA職員など約20人が参加しました。
 今回の3地区合同による現地互評会は、若手生産者の多い八女地区を巻き込むことで、部全体の情報共有を図るとともに、ベテランの多い他の地区にとっても良い刺激になると発案されたもの。各地区より選ばれた4人の園地を巡回しました。それぞれが行っているかん水、防除間隔、加温関係について説明がなされた後、ハウスに入り生育状況などを確認しました。
 同部では、令和3年産を11人が3haに作付け。今年産は、全体的に降水量が少なかったことから、夏場でも収量が落ちることなく、茎のまっすぐと伸びた高品質なガーベラの出荷が続いています。
 同部八女支部の井上英基部長は「今回の互評会は互いを高め合える良い機会になった。これからは各地区の交流を増やし、部全体を盛り立てていけるような活動を増やしていきたい。」と話しました。