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「今こそ農業塾」第10期生が卒業

農業に興味を持つ地域の人々に、農作物づくりに役立つ知識などを習得してもらおうと、JAが開いた令和3年度(第10期)「今こそ農業塾」が11月6日、閉講式を迎え、30~80歳代の計24人の塾生が卒業しました。平成23年度より始めた「今こそ農業塾」の卒業生は283人となりました。
 農業塾は、全11講座(今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため全9講座)で4月から月に1~2回土曜日の午前中に主にJA就農支援センターで開催。講義では、JA営農指導員を講師に、主要野菜の栽培・管理についての基礎知識をはじめ、同センター内のほ場で行う栽培実習や園地視察を行うなど家庭菜園から直売所出荷にまで対応できるよう幅広い分野の講義を実施しました。
 毎講座行われた栽培実習では、土作りから定植、栽培管理を基礎から学習し、最終講座では、自分たちで育てたサツマイモやダイコンなどを収穫し、全講座を終えました。
 閉講式では、塾生に修了証書を授与。塾生は「栽培について基礎的なことから学べて良かった」「農業塾でいただいた資料を活用していろんな作物栽培に挑戦したい」「講座に参加したことでJAをより身近に感じることができた」と笑顔で振り返りました。
 辻満晴JA営農指導部部長は「農業塾を通して農業に関心を持ってもらい、今後も何か分からないことがあればJA営農指導員に気軽にたずねてほしい」と話していました。