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初出荷を迎え冬春ナス出荷説明会開く

JAなす部会は、9月17日より令和3年産冬春ナスの出荷が始まったことを受け、出荷説明会を開きました。出荷シーズンの始めとなるこの時期に部会員全員で出荷規格を統一し、高品質出荷による有利販売を図ることを目的としています。

 この日(9月30日)、立花地区では新型コロナウイルス感染防止対策から2部に分かれて開催。延べ42人が参加しました。説明会では、農薬散布履歴簿の他、JA担当職員が持参した資料を基に、選果基準からコンテナの詰め方に至るまで入念な申し合わせが行われました。

JA管内で栽培されている「博多なす」は福岡県産ブランドの中長なすで、長いボディと濃い紫紺色が特徴。あくが少なく、まろやかな口当たりから市場からの評価も高い品種です。同部会では、冬春・夏秋の作型で年間を通じて「博多なす」を栽培しています。盆明けより定植の始まった冬春なすは収穫期間が10カ月と長く、来年6月まで続く予定です。

 今後は、新型コロナウイルスの影響がある中、関係市場と連携を取りながら、可能な限り販促活動を行うなど、「博多なす」のさらなる販売強化を目指していきたい考です。JA担当職員は「これから10カ月続く出荷シーズンで安定した品質を維持し、市場からの信頼獲得とブランドの向上に努めたい」と話しました。