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新嘗祭抜穂祭開く

令和3年の新嘗祭(にいなめさい)に上納される献穀米を収穫する「抜穂祭」が、9月25日、広川町の生産者、野田昭幸さんの献穀田で開かれました。JAふくおか八女管内で開かれるのは、筑後市、八女市に続き21年ぶりです。JAなど関係機関で構成する、八女地域良質米生産支援協議会が主催し、約50人が出席しました。

 祭では、献穀者の野田さんを始め、野中公彦JA組合長、大石義勝JA広川地区理事代表、同協議会広川地区代表の野田隆文さん、また、5人の早乙女が米と粟を収穫しました。神職による祝詞奏上や玉串奉納も行われました。

 献穀者の野田さんは「天候など栽培管理が難しい面もあったが、無事上質な米が収穫できた」と笑顔で話していました。

 収穫した米と粟は、宮内庁を通じて、10月に皇室に献上される予定です。