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令和3年産米「夢つくし」収穫始まる

コンバインで続々と収穫される米「夢つくし」
(写真:コンバインで続々と収穫される米「夢つくし」)
JA管内で、9月21日から、令和3年産米「夢つくし」の収穫が始まりました。生産者の田んぼではコンバインで作業が行われ、JA各地区のカントリーエレベーター(共同乾燥・調製施設)に続々と搬入されています。

 県育成品種の「夢つくし」は、「コシヒカリ」と「キヌヒカリ」を交配して出来た品種で、程よい粘りと歯ごたえで包み込むような食味の良さが魅力です。今年産は好天に恵まれましたが、8月の豪雨で収量・品質の低下が懸念されました。しかし生産者の徹底した栽培管理で順調に生育。色付き良く仕上がっています。

 JAでは、「夢つくし」「元気つくし」「ヒノヒカリ」などの品種を主体に約1,326ha作付けします。地域の特色を生かし、計画・安定的な販売ができる需要に応じた米作りを目指した品種誘導を図っています。また、産地指定契約販売の拡大や、GAP(農産物生産工程管理)への徹底した取り組みなど、安全安心で高品質な八女産ブランド米の確立で有利販売を目指します。地産地消の取り組みの一環として、施設で調製した新米を、農産物直売所「よらん野」などで地元の消費者に直売します。

 出荷量は、JAで計約8万俵(1俵60㎏)=4,800tを見込みます。早いところで10月上旬から品位等格付け検査が行われ、その後新米を出荷していく予定です。