今年も高糖度!イチジク「とよみつひめ」出荷順調2020.08.03
JAふくおか八女いちじく研究会で、7月23日から始まった、令和2年産イチジク「とよみつひめ」の出荷が順調に進んでいます。黒木町のJA黒木パッケージセンターでは、8月1日から連日出荷となり、3日には300パック(1パック300g)が、九州や関西の市場に出荷されました。
8月下旬から9月上旬にかけて最盛期を迎え、11月下旬まで青果・原料合わせて約50tの出荷を見込みます。 今年産は、長雨の影響で生育が例年より1週間程度遅れましたが、早期防除など栽培管理を徹底し、病害を最小限に抑えました。天候が回復した現在では順調に生育し、糖度も17度と高く品質は上々の仕上がりです。
同研究会では、今年産を、41人が約550aに作付けします。反射マルチシートを導入し、果実に日光をまんべんなく当てることで色付きの向上を図っています。
収穫後、生産者が家庭で選別したものを同センターに持ち込んだ後、作業員が色・大きさごとにさらに選別しパック詰めします。また、研究会全体で目合わせ会を開き、品質の高位平準化に努めています。
JA担当職員は「今後の天候を見極めながら栽培管理を徹底し、高品質出荷につなげていきたい」と話していました。