真夏のスモモ!晩生種「太陽」出荷本格化2020.07.29
JAすもも部会で、7月18日から始まった晩生種のスモモ「太陽」の出荷が本格化しています。
黒木町のJA黒木選果場から、8月中旬まで約21tを福岡や関西の市場に出荷します。
同部会のスモモ出荷リレーの最後を飾る同品種。ブルーム(果粉)がたっぷり付いた紫黒色の果皮と、乳白色をした果肉のコントラストが魅力で、令和2年産は、昨年同様、糖度が平均15度と甘く高品質な仕上がりです。
同部会の今年産のスモモは順調な販売が続いており、現在まで出荷したすべての品種で、1㎏単価が昨年よりも1割高となっています。同品種でも7月下旬現在で、単価が昨年よりもパック当り50円程高値で推移。全量「甘熟パック」処理による追熟出荷を徹底したことで、集荷時や選果時の傷みが大幅に削減され、高品質出荷につながっています。
23日は、目合わせ会を開き、部会員ら約15人が参加しました。出荷に適した着色や果肉の柔らかさについて実物を見ながら確認。JA職員から、夜温が上がると活発になるカメムシの被害に注意することなど、今後の管理について説明がありました。
同部会の井手新次郎部会長は「今年はコロナ禍で、さまざまな活動の制限を受けた中、出荷を続けることができた。最後まで計画通りの収量を目指して、収穫を続けてほしい」と呼びかけていました。