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希少植物「クララ」栽培で地域の農業活性化へ2020.06.26

クララを加工した石鹸を手にする塚本代表(写真㊨から3番目)と「クララハイジ」のメンバー。黄色いストールと服もクララで染めた。
クララを加工した石鹸を手にする塚本代表(写真㊨から3番目)と「クララハイジ」のメンバー。黄色いストールと服もクララで染めた。

 八女市の女性グループ「クララハイジ」は、希少植物クララの栽培・加工を通して、地域農業の活性化に取り組んでいます。同市の耕作放棄地を活用しクララを栽培。根を加工したせっけんを八女市で販売する他、葉と茎を使って黄色く染めたストールを製作し、JAのイベントで展示するなどPRします。

 「クララハイジ」は、11年前に当時のJA女性部メンバーを中心に結成。現在は6人で約2千本のクララを栽培します。クララは、マメ科の多年草で、古くから漢方薬の原料として、利尿、鎮痛、解熱、殺虫、皮膚化膿症などクララの根が使用されてきました。九州や四国に自生しますが、現在では数が減少し、国内で販売される化粧品に使用されているのは、ほとんどが外国産だそうです。

 同グループの塚本ちゑ子代表は、JA女性部の八女地区部長として出席した会合で、クララを研究している久留米大学の教授と知り合い栽培を打診されたことがきっかけだったと話します。「市の荒廃農地をなんとかしたい」「女性の力で地域を元気にしたい」と始めましたが、最初は種100粒から1つだけしか発芽できなかったそうです。「定植して3年経たないと商品にはならない」と試行錯誤を繰り返し、久留米市のメーカーから製造を後押しされ、せっけん「クララソープ」が完成しました。

 せっけんは、低温で製造し時間を掛けて冷やし固めて作ります。クララの根から取ったエキスとココナツオイル、セサミオイルなどを配合。泡立ちが良く全身に使うことができ、男性にも人気だそうです。市の観光物産館「ときめき」で、100g1,800円で販売しています。

 また、同グループはクララを栽培することで、クララのみを主食とする絶滅危惧種の蝶「オオルリシジミ」の生息域を守っていこうと環境保全にも取り組んでいます。

 今後もクララを使った新たな製品を考案していきたいと話す塚本代表は「JA女性部との出会いが自分を変えてくれた。今後は楽しみながらも、若い人たちにクララ栽培をつなげていきたい」と地域の活性化へ未来を託します。

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