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八女茶発祥地で献茶祭開く2020.05.02

住職により献茶される「福岡の八女茶」新茶
住職により献茶される「福岡の八女茶」新茶
献茶する皇風煎茶礼式総師範の平島光宣さん
献茶する皇風煎茶礼式総師範の平島光宣さん

 八女茶発祥の地として知られる八女市黒木町笠原の霊巌寺で5月2日、八女市、JA、JA茶業部会黒木支部が「第57回献茶祭」を開きました。 

 八女茶繁栄の基礎を築いた「栄林周瑞禅師(えいりんしゅうずいぜんじ)」の遺徳をたたえるとともに、「福岡の八女茶」の更なる振興と発展を祈念する献茶祭は、毎年立春から数えて八十八夜にあたる5月2日に行っています。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小し、関係者約20人が出席しての開催となりました。

 献茶祭では、皇風煎茶礼式総師範の平島光宣さんが注いだ新茶の献茶の後、黙とう、焼香などが行われました。

 令和2年産の八女茶は、暖冬の影響が懸念されましたが、生産者の管理もあり順調に生育。甘みと香りのある高品質な一番茶に仕上がっています。先月16日に開かれた茶の初入札会では、1㎏平均単価が8,131円、㎏最高価格が10万円と順調なスタートを切りました。中山間地の同町の茶園では、平坦地からやや遅れて5月上旬に出荷最盛期を迎える見込みです。

 八女茶は約600年前、中国への留学を終えた禅僧・栄林周瑞禅師が全国を旅していた途中、同町を訪れ、ときの鹿子尾村庄屋・松尾太郎五郎久家氏に種子を与え栽培・製茶法を伝授したのが始まりとされています。

 主催者代表あいさつで、三田村統之八女市長は「新型コロナウイルスの影響で生活が一変したが、大切な場面で急須でお茶を淹れるという文化は変わらない。家でゆっくりとお茶を淹れて心を癒してほしい」と話していました。

 

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