母の日ギフト需要人気!ハウスビワ出荷始まる2020.03.12
広川町のJA広川中央集荷場で、3月11日から、ハウスビワの出荷が始まりました。品種は「長崎早生」で爽やかな甘みと食味の良さが特徴です。11日は、6箱(1箱250g×4パック)が持ち込まれました。4月に最盛期を迎え、5月いっぱいまで約3.4tを、福岡、広島、東京の市場に出荷する他、JA農産物直売所「よらん野」でも販売します。
JA管内では、同町の古賀雄樹さん1人が加温ハウスで約45a栽培しています。農薬や化学肥料を使わずに有機栽培するビワは「有機JAS認証」を受けており、出荷の際も「有機JASマーク」のラベルを箱に貼り、消費者に安全・安心をPRしています。今後は、500g化粧箱、2㎏箱詰めの形態での出荷も予定。特に化粧箱での販売は、母の日に贈るギフト需要を中心に全国各地から注文が入るなど人気です。
ビワは、集荷された後、JA担当職員が入念に検品します。パック詰めの際、底と中段にウレタンを敷き果実を縦向きに入れるなど、傷み防止を徹底しています。
JA担当職員は「安全・安心にこだわったビワは、子どもから大人まで食べられるおいしさが魅力。全国の消費者にJA産のビワを提供しPRしたい」と話していました。