八女農業高校1年生が林業を学ぶ2019.11.26
福岡県立八女農業高等学校は11月21日、八女市黒木町にある同校の演習林で林業体験学習を行いました。
この演習には、1学年全生徒約120人が参加。森林組合や同校の同窓生ら30人が指導を行い、安全に樹木の伐採や草刈りを体験しました。
同校では、通常の授業では学ぶことが難しい林業技術習得をはじめ、間伐や草刈り作業を通して環境保全の大切さを学んでもらおうと毎年この時期に必ず同実習を行っています。
演習林は、昭和15年に同校職員および生徒の手によって植林。面積約13ha、主にヒノキ、スギ、クヌギが植林されています。
生徒らは16班に分かれそれぞれのエリアで黒木林業振興会の林業農家らの指導の下、樹木の伐採や草刈りを体験しました。チェーンソーによる樹木伐採を体験した髙松尚輝さん(16)は「初めてチェーンソーを使ったので、怖かった。講師の先生から分かりやすく指導していただいたのできれいに切ることができました」と笑顔で話していました。