冬春ミディトマト「はなひめ」出荷最盛2019.05.20
JA契約とまと研究会で、冬春ミディトマト「はなひめ」の出荷が最盛期を迎えています。黒木町のJA黒木パッケージセンターでは連日、天井高くに積み上げられた段ボール箱に、約40人の作業員によって丁寧にパック詰めされたミディトマトが次々と詰められ、全国の量販店へ出荷されています。日量平均約6tが持ち込まれ、多い日には8tを超えることもあります。7月上旬まで出荷が続く見込みです。
JAオリジナルブランドのミディトマト「はなひめ」の品種は「フルティカ」で、冬春・夏秋の2つの作型で年間を通して栽培されています。ミニトマトより皮が柔らかく、大玉トマトより甘いのが特徴で食べ応えもあります。2作合わせて約800tの出荷を見込みます。
同研究会は、32人が6・4haに作付けします。今年産は、暖冬傾向で日照時間が長かったことから、着果・着色共に十分で、食味も良好に仕上がっています。最盛期に合わせて17日、出荷規格の高位平準化を図ろうと目合わせ会を同センターで開き、約30人が出席。実物を確認しながら着色・出荷基準や防除方法などについて申し合わせました。
同研究会の原正彦会長は「今後作業は収穫と防除だけになるが、熱中症など暑さに気を付けながら、最後まで高品質なトマトを出荷したい」と話していました。