茶の消費拡大目指して総代会開く2019.03.22
JA茶業部会は、3月20日、八女市で第22回総代会を開きました。生産者やJA役職員、関係者ら約100人が参加しました。リーフ茶の消費減退などにより、荒茶価格の低迷が続く厳しい国内茶業情勢において、時代の変化に対応できる茶業を目指すため、流通業者など各関係機関と連携して、茶業振興に取り組むことを決めました。
平成31年度事業計画では、①生産性向上と高品質および収益性の高い茶生産への取り組み②高級茶ブランドの維持向上③消費者の信頼にこたえる安全・安心なお茶づくりの推進④お茶文化の継承と消費拡大―を承認。また、生産者自ら、冠婚葬祭や贈答品等、積極的に茶の消費と需要拡大に取り組むことを確認しました。
同部会の野中敏光部会長は「私たちは茶の生産者と同時に消費者でもある。時代に対応した高品質な茶栽培はもちろん、生活のいろんな場面でお茶を消費し、地域の発展や部会員の所得増大に努めていきたい」と話していました。