かんきつ部会女性部全体研修会開く2019.02.20
JAかんきつ部会女性部は、2月19日、八女市で全体研修会を開きました。女性部員103人が参加しました。
部員は、日常の農作業の場では、生産者である夫の補助作業を担当することが多いですが、それだけに留まらず、女性も高品質なミカン栽培技術を習得することで、生産量の拡大や所得増大につなげることが狙いです。
研修会では、参加者は、平成30年産のミカンの集荷実績などについて資料を見ながら確認しました。同部会では、極早生・早生・普通などの区分で計約20品種を栽培。集荷実績は約7,816㎏で(うち青果6,936㎏)、前年度対比102%でした。
また、JAから参加者へ、優良系統の更新や植栽など、高糖度なミカンの栽培技術、安定した出荷および家庭選別の強化などを呼びかけました。
研修会後は、前熊本県農業研究センター特別研究員の高原利雄さんを招いて講演を開いた。高品質なミカンの安定生産対策をテーマに、高原さんが著したテキストを見ながら学習しました。
参加した一人は「普段は学習する機会がなかなかないので参加して良かった。来年度も、より一層おいしいミカン作りを目指して頑張っていきたい」と話していました。