県庁ロビーで八女茶カフェ大盛況2015.03.16

福岡県が3月11~13日の3日間、福岡県庁1階ロビーで開いた期間限定のイベント「八女茶カフェ」が、連日多くの人でにぎわうなど大盛況に幕を閉じました。最終日には小川洋知事が、ふた付きの茶碗を使って玉露をじっくりと味わえる「しずく茶体験教室」に参加し、日本一の玉露を味わいました。
このイベントは、第68回全国茶品評会(平成26年8月開催)で普通煎茶4kg、玉露の部ともに最高賞の農林水産大臣賞に輝いた、日本一の「福岡の八女茶」の味や香りを多くの人に知ってもらおうと初めて開催。福岡県茶業振興推進協議会や福岡県茶生産組合連合会、日本茶インストラクター協会福岡県支部が協力して行われました。
受賞茶などが展示された会場では、日本茶インストラクターによるお茶のおいしい淹れ方教室やしずく茶体験教室を実施。体験を希望する消費者の長蛇の列ができるなどにぎわっていました。
体験教室でしずく茶を味わった小川知事は、口に含むと笑みを浮かべ「すごい!お茶ではないみたい。口の中に香りが広がりますね」と絶賛していました。
このイベントに出席したJA茶業部会の野中敏光副部会長は「たくさんの方々が来てくれてうれしい。煎茶・玉露部門でダブル受賞し名実ともに日本一となったことを前面に出し、関係機関と一体となって今後も消費拡大のためPR活動を重ねていきたい」と話していました。