県指導農業士研修交流会開く2019.01.18
福岡県指導農業士会は1月15日、16日の2日間、先進的農業経営の実現と農業青年の育成確保に先導的な役割を果たしている指導農業士に地域農業の振興および自らの農業経営の向上に繋げてもらおうと県農林水産部長や県幹部職員との意見交換、指導農業士相互の情報交換を行う研修交流会を開きました。
1日目は、八女市のおりなす八女で㈱中村園の中村健一代表取締役社長を講師に迎え、「日本農業が大変革期に突入!」の演目で講演会を開きました。
その後、指導農業士と県農林水産部との意見交換会、情報交換会を開きました。指導農業士から農林水産部へ「担い手支援」、「補助事業実施前後の支援」、「親元就農者に対する支援」などの要望が上がりました。
2日目は、八女中央大茶園(八女地区県営農地開発パイロット事業)や広川町のガーベラ園、筑後市のHAWKSベースボールパーク筑後施設などを視察しました。視察先では、概要説明を受けた後、指導農業士からは具体的な経営施策、生産出荷についての質問が上がりました。
参加した指導農業士は「今回は、普段交流の機会が少ない県農林水産部の職員や他の指導農業士との意見交換ができて良かった。また、現地視察では、八女地域の農業生産現場を実際に見ることができ、とても勉強になった」と話していました。