年末年始に向け防犯訓練2017.12.06
強盗などの金融犯罪が増える傾向にある年末年始に向け、防犯意識を高めようとJAは、12月4日、八女市のJA八女西支店で防犯訓練を行いました。講師に福岡県八女警察署生活安全課の署員を迎え、近年に発生した金融機関の強盗事件に関する講義と強盗模擬訓練を通して、金融機関の対処法について学びました。
模擬訓練では、同支店窓口で強盗事件が発生したとの想定で実施。犯人役が入口から侵入し「バッグに金をつめろ」「ガソリンを所持している」「さわぐと火をつけるぞ」と窓口職員にささやきながら脅迫。JA職員は、犯人の要求を聞きながら非常通報ボタンを押す、犯人の特徴を覚える、犯人を追いかける、など役割に応じて行動しました。
署員は「事件が発生しても冷静かつ適切に対処できるように、普段から役割分担を決め、防犯意識を高めてほしい」と話していました。
模擬訓練の後、カラーボールの投てき訓練も実施。署員から「確実に割れ、犯人に塗料が付くように犯人の足元めがけて投げるように」との指導を受けました。
JA管内では今年11月、八女市内の郵便局で強盗未遂事件が発生しており、より一層の引き締めを図っています。