早春食材「花わさび」出荷始まる2015.02.02

矢部村のJA矢部地区集出荷場で、1月30日から早春の食材「花わさび」の出荷が始まりました。
3月下旬までハウスで栽培されたものを出荷し、その後露地物に切り替わります。出荷ピークは3月中旬で、4月中旬までの出荷を予定しています。
生産者7人で栽培する「花わさび」は、緑豊かな同村の新たな特産品として数年前から振興。ハウスや山の林間で栽培する緑黄色野菜で、香りが良く後を引かないピリッとした辛味が特徴です。白い花が咲く前の蕾の段階で出荷します。珍しい食材のため、袋には「酒かす・みそ漬け」のレシピを記載しています。
生産者の新原佳津子さんと松吉このゑさんは「数秒間80度の湯に湯通しした後に水にさらし、軽く塩もみした花わさびにポン酢を振る食べ方も簡単でおすすめ。3月には収穫体験や花わさびを使った料理体験などを行うので多くの人に参加してほしい」と笑顔で話していました。