雇用を活用し農業経営の発展へ2017.10.13
雇用を活用し、農業経営の発展に役立てようと、八女地域農業振興推進協議会は10月13日、八女市の普及指導センターで「雇用活用による経営発展研修会」を開きました。地元の生産者やJA職員、行政機関関係者など約60人が参加しました。
研修会では、講師が雇用活用で発展した農業経営の事例や、雇用活用で押さえておきたいポイントを説明しました。
参加者は、従業員の募集方法や教育訓練、雇用形態の違い、就業規則、労働条件に関する基準などについて学びました。
研修会に先立ちあいさつした普及指導センター参事の藤木宜時さんは「栽培規模を拡大して、販売額を上げることは、生産者の所得向上につながる一つの方法。規模を拡大した分発生する労働力不足を雇用で補う必要がある。雇用を活用することで、生産者の経営改善につなげて、八女地域の農業振興の担い手になってほしい」と話していました。
同研修会は、厚生労働省の「平成29年度農林業職場定着支援事業」として、㈱日本旅行が主催。八女地域農業振興推進協議会と同普及センターが共催して行われました。