ドローンを使った農薬散布実演会開く2017.08.09
JAは8月7日、防除作業の多様化を図ろうと、筑後市の水稲ほ場で農薬空中散布機「ドローン」を使っての防除実演会を法人等を対象に開きました。
現在、多くの組合員は、無人ヘリコプターを使った防除を行っているが、天候等により、計画的な適期防除が行えないことや操縦が難しいなどの問題があります。
無人ヘリコプターと比較すると、農薬空中散布機「ドローン」は、本体が軽量で操縦が容易な上、低価格で個人購入も可能なため、適期防除の計画が立てやすいメリットがあります。
実演会では、JA全農ふくれん担当職員2人が操縦役のオペレーターと指示役のナビゲーターとなり、水稲(夢つくし)のほ場一面に農薬を散布しました。農薬4L積載し1回の飛行で約50aの範囲を散布可能。バッテリー交換もすばやくできます。
JA担当職員は「今後、ドローンを活用した防除の効果を十分検討し、組合員へ情報発信したい」と話していました。
※無人ヘリコプター、農薬空中散布機「ドローン」の操作を行うには、免許が必要です。