巨峰初出荷2016.05.02

JAぶどう部会は5月1日、主力品種「巨峰」の出荷目合わせ会をJA黒木選果場で開き、約138kg(1.2kg入り115箱)を福岡・広島・関西の市場へ初出荷しました。
平成28年産は、1月の低温と日照不足でやや生育が遅れたものの、生産者の徹底した栽培管理により、色付きや玉太りともに良好。また、甘味とほど良い酸味があるなど高品質な仕上がりになりました。
目合せ会では、生産者やJA職員らが果粒の大きさや色合い、果粒の揃いや果粉などの出荷基準を入念に確認しました。
今後、「有核巨峰」を中心に、「種なし巨峰」や「博多ピオーネ」、「シャインマスカット」など出荷は11月下旬まで続き、昨年を上回る約2098tの出荷量を見込んでいます。
井手洋一部会長は「今年度からぶどう部会東部・西部地区が合併し共販共計となるので、市場にも高値での取引をお願いしたいと強く要望している。そのためにも、均一な査定をした確かな品物を出荷していかなければならない。11月まで良い販売ができるよう一丸となって頑張りたい」と意気込みを話しました。