玉露産地で新茶祈願2016.04.21

八女市やJAなどで構成する八女市星野村茶業振興対策協議会が4月21日、同市の麻生神社で「第29回八女市星野村新茶祈願祭」を開き、平成28年産「福岡の八女茶」の豊作や良質などを祈りました。
高級緑茶「玉露」産地として全国に名をはせる星野村。地理的表示保護制度(GI)で「八女伝統本玉露」が登録され、さらなるブランド力の向上や販路拡大など、生産者をはじめ、茶業関係者は期待を寄せています。
28年産は、晩霜被害など大きな気象災害もなく順調に生育。生産者の徹底管理と降雨量など天候にも恵まれ、昨年以上の品質・収量を見込んでいます。収穫は23日ごろから始まる予定で、5月連休頃がピークです。
祈願祭には、茶生産者をはじめ、行政やJA職員など約40人が出席。神事では、献茶などが執り行われ、山下龍憲副会長や三田村統之八女市長、久保薫JA組合長らが玉串をささげました。