リンドウ、ピーク迎え市長・組合長へ贈呈2015.07.14

リンドウの出荷ピークを迎え、JA花き部会りんどう部が7月9日、三田村統之八女市長と久保薫JA組合長にリンドウの花束を贈呈しました。
リンドウを栽培する矢部村の堀下敏彦部長、堀下充さん、原嶋実知雄さんが、リンドウと同じ青紫色のシャツを着て八女市役所とJA本店を訪問。青紫色のリンドウ30本を手渡しました。
リンドウは、3人の生産者で青紫色のリンドウのみを約90aのほ場で露地栽培しています。青紫色を維持するため濃い色のものから種子を採取し、共同の育苗施設で苗を育成。自然交配で色が混ざることを避けるため、他色の花が咲いた場合、株ごと引き抜くなど徹底しています。
昼夜の寒暖差があり夏季冷涼な矢部村で栽培するリンドウは、濃く深い青紫色が特徴で市場からも高い評価を得ています。平成27年産も花や葉の色づきが良く、例年通りの高品質な仕上がりです。
花束を受け取った三田村市長は「ぜひ矢部村の名物になるよう頑張ってほしい。八女地区では多種の花が生産されている。今後もPRに力を入れたい」と話し、また、久保組合長は「露地で栽培できるのは魅力だ。生産者が増えるようにJAとしても支援していきたい」と話していました。