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豊作の予感!冬春トマト「桃太郎」出荷順調

続々と箱詰めされる冬春トマト「桃太郎」
(写真:続々と箱詰めされる冬春トマト「桃太郎」)
 JAとまと部会で、10月6日から始まった、令和2年産冬春トマト「桃太郎」の出荷が順調です。八女市の立野広域集出荷場では17日、約1.2tが持ち込まれました。11~12月にかけて出荷が本格化し、4月下旬の最盛期には日量20t以上となります。6月中旬まで、昨年を超える約1,900tを、関西・関東の市場や直販取引先へ出荷します。

 同部会では、今年産同品種を60人が約13haに作付け。「桃太郎ホープ」を主に、「桃太郎ピース」「桃太郎はるか」を栽培しています。いずれも果重が220g程度と大玉で、しっかりした甘みと適度な酸味のバランスが魅力です。令和2年産は、生育期の天候に恵まれ、着果・糖度とも昨年以上の出来となっています。

 同集荷場では、選果員が傷や裂果などがないか厳正に検査。さらに階級・等級・規格をセンサーで確認し出荷します。現在では4㎏箱と、500gパック、500g袋での出荷が続いています。他にも、取引先からの注文に応じ、消費者が購入しやすい規格を考えて出荷しています。

 栽培面では、寒さや日照時間の少ない時期を考慮し、かん水や温度管理を徹底することで、長期間に渡り高品質なトマトの安定供給に努めています。

 JA担当職員は「冬場の管理作業をしっかり行い、味や形にこだわった高品質なJA産トマトをPRしていきたい」と話していました。