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キウイ主力品種「ヘイワード」集荷始まる

 JAキウイフルーツ部会で、11月5日から主力品種「ヘイワード」の集荷が始まりました。11月下旬までJAの集荷場に持ち込まれ低温貯蔵されたキウイは、その後県内で唯一キウイフルーツ専用の糖度センサーを備えたJA立花中央選果場へ運ばれます。選果、追熟処理を経た後、12月上旬頃からの出荷・販売となる見込みです。翌年4月上旬まで計3,000tを出荷します。国内有数のキウイフルーツ収穫量を誇る同部会では、令和4産「ヘイワード」を459人が193haに作付けします。   
 「ヘイワード」は、柔らかな果肉と酸味を感じさせない甘みが特徴です。枝や樹皮に傷を付けストレスにより糖度を上げる「環状はく皮」などの栽培方法により、同部会のキウイは平均糖度が高く市場からの評価も高いです。中でも高糖度のものは「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」としてJA直売所などで販売されます。
 同部会では、市場や取引先などの要望に応じ厳正に選果された後、隣接する追熟庫で追熟処理を施し食べ頃のヘイワードを出荷しています。JA担当職員は「『ヘイワード』は食味の良さが魅力。集荷後も管理を徹底しながら高品質なキウイを消費者に届けていきたい」と話していました。