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イチゴ株冷作業盛ん

 福岡県内のイチゴ「博多あまおう」生産量の3分の1を占めるJAいちご部会で、花芽分化を促進する株冷(低温暗黒処理)作業が進んでいます。株冷作業は、コンテナに入れたイチゴ苗を低温貯蔵施設の真っ暗な場所に、約20日程度低温で入庫することで花芽分化の時期を早める育苗法です。同部会では、安定した出荷量の確保や収量アップに向け毎年取り組んでいます。株冷、夜冷処理した苗と普通育苗を定植することで、クリスマスや年末年始などの需要期に合わせた出荷による有利販売を目指しています。
 立花町のJAの低温倉庫では8月19日から作業が始まりました。8月27日は、コンテナ約4,000箱(1箱28ポット)が生産者によって持ち込まれ入庫されました。今後は、陽光処理を施し花芽の安定を図ります。
 令和4年産は、生育期の天候に恵まれ病害虫などの被害も少なく充実した苗に仕上がりました。定植前の花芽検鏡は、黒木地区など中山間地域を皮切りに9月上旬から始まります。9月中下旬に定植のピークを迎え、11月上旬から収穫が始まる見込みです。
苗を持ち込んだ生産者は「毎年違う育苗期の気候に対応しながら、高品質なイチゴ出荷に備えたい」と話していました。