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産地と市場が連携しブドウ有利販売へ販売会議開く

 JAぶどう部会は3月上旬、令和4年産ブドウの販売会議を開きました。全国の計6市場とリモートで開催し、部会役員やJA担当職員と市場関係者らが参加しました。
 新型コロナウイルスや不安定な国際情勢の影響で重油や資材の価格が上がる中、4月下旬から始まるブドウの出荷を控え、産地と市場がこれまで以上に連携をとりながらシーズンを通して有利販売に取り組むことを確認しました。9月下旬まで出荷量1877t、販売金額約31億円を目指します。
 販売会議では、JA園芸指導課の職員が3月上旬までの生育状況について説明した他、販売対策について意見を交換しました。 
 本年産ブドウは、ハウス栽培の早期作型のものが昨年12月から被覆が始まっており、現在まで結実良好で順調に生育しています。6月中下旬から出荷が本格化する見込みです。販売対策としては、重点市場を主に安定供給を図ることでシーズンを通して店頭に売り場を確保することや、7月から8月盆前にかけての需要期における販売対応などについて申し合わせました。
 会議に出席した同部会の溝田正忠部会長は「コロナ等の影響で販売の先行きが不透明な中でも市場と連携を密にし、八女産ブドウの有利販売に努めていきたい」と話していました。